対応セッションの最初における振り返り①_はじめての来訪

アドバイジングにおいて、どのようにスタートをするのかが重要なポイントとなる。
はじめて訪れた学習者に対しては、まずはどのような疑問や悩みで相談に来たのか確認する。そして、そのようなニーズをもつに至った背景を伺う。「今までどのような学習方法を使ってきたか」「日本語学習において一番困っていることは何か」など学習者の今までの学習背景および置かれている状況を確認することができる。学習背景や学習スタイルを確認することを通してニーズとの関連性を明確にし、決まったセッション内でどのように対応するかそのプランをたてることができる。したがって、個々人の学習者にもっとも相応しい学習アドバイスができるであろう。