今までずっとコツコツと日本語の発音を練習してきたのに、退屈だし、効果もあまりよくないという相談がありました。学習者の発音を聞き、アクセントやイントネーションより単音の発音に問題があることに気付きました。そこで歌での練習方法をオススメしました。
歌にはリズムの速いものと遅いものがあります。最初は遅いものを選んでください。普段の会話よりスピードがゆっくりしていますので、曲に合わせて違和感なく一つ一つの単音を丁寧に発音することができます。特に促音と長音の練習にいいです。だんだん慣れてきた後、リズムの速いもので練習してみたら、滑舌が上手になり、普段の会話速度にも良い影響があるでしょう。
発音の練習と同時に日本語の歌が歌えるようになり、日本人の友達とカラオケに行っても全然怖くありません。是非自分の好きな曲でやってみましょう。